あなたの損害保険保険は更改できません!更改拒否された場合の対策と保険会社の実情

保険

損害保険保険1事故かつ100万円以下の少額請求にもかかわらず、更改を拒否する保険会社が増えて来ているように感じます。どのようなケースで更改拒否が発生するのか。また拒否された場合どうすればよいのかについてまとめます。

更改拒否=弊社は今後あなたからの保険は一切引き受けない

更改拒否は絶縁状と同じ

更改拒否は保険会社側も今後2度といかなる保険も引き受けないという覚悟を持って行います。保険会社に、ここまでさせるケースは以下の3点です。

不自然な保険金請求

以前から不自然に何度も請求してくるお客様を更改拒否したり解除したりは、頻繁に行われてきました。この扱いは相互扶助である加入者全体の保護のため必要な業務です。

ブラックリストに入っている

損保会社の特殊な部分ですが、新規加入者への調査は、加入時から少し時間がかかるという点です、これは賠償責任系保険は早急に保険開始が必要なため引受確認を代理店に依存しているからなのですが、引受後他社でのブラックリストが判明した場合、今回の契約のみ有効で、次回からは引受できないように社内で登録するという手続きが行われます。

クレーマー

過剰な要求、例えば「明らかに」支払い対象外の事故に対して、どれだけ説明してもゴネてくる場合や、ともかく手のかかるお客様は満期を持って更改拒否という姿勢が見えます。解除ではなく拒否というのが言い回しの妙ですが、保険会社の気持ちも少しわかるので微妙なところです。

解除·拒否されてしまった場合の対応

拒否歴を隠して他社に再加入は危険

前述の通り、保険会社は代理店での締結後に前契約などの確認を行います。黙って加入しても確実にバレます。最悪の場合加入不可の保険会社を増やすだけなのでまずは正直に相談してみましょう。

何らかの保険契約がある保険代理店に追加契約依頼

生命保険や損害保険の別契約があれば、追加契約として相談もありでしょう。純新規での訳あり契約はどこの代理店も引受を嫌がるケースが多いです。

他社の一社専属プロ代理店に片っ端から電話確認

保険会社ホームページの代理店一覧に名前が乗っている代理店は、保険会社が取り扱いに問題なしとした専属代理店です。上から電話していって、話しを聞いてくれる代理店を探して見るのも一つです。

損保代理店制度とはなにか?

損害保険会社は個人向け営業をしない

度々登場した代理店について補記します。損害保険会社は基本的に代理店に販売を任せており、特殊な事例を除き直接営業を行うことはありません。保険会社の名刺を持っていても大体は委託を受けた代理店です。

保険の契約締結件は代理店

不思議な制度ですが、損害保険会社は初回の引受に関して代理店に判断を任せています。何か問題が発生すれば代理店が責任を持つケースがあるため、代理店は特に新規の引受に慎重になります。

解除·拒否歴があっても長年付き合いがあり信頼関係がある代理店なら押し通してくれることもありえる

新規は無理でも代理店との信頼関係ができていれば、代理店側の責任として、保険会社に引受交渉をしてくれるケースがあります。ただしあくまで代理店の善意が前提です。

生保型の乗り合い代理店ではむつかしい

生保型で損保も販売している場合、事故や保全対応を保険会社に依頼している代理店が多数あります。こういった代理店は保険会社の規定通りにしか対応出来ないため。特殊案件は基本的に引受ません。

更改拒否を予防するためには?

取り敢えず大手3社で検討

代理店型損保において保険内容や保険料の差はかなり小さくなりました。資金面でまだ余裕がある、東京海上、三井住友海上、損保ジャパン日本興亜の中から選んでおく方が無難です。

大手の方が引受や拒否基準が若干緩やか

後に詳細を説明していきますが、契約分母が少なく、大規模災害時などに損害による支払が収支を圧迫するにも関わらず。規模の小さな保険会社は保険料を下げなければ土俵に立てません。必然的に厳しくするしかないのです。

なぜ判断基準が厳しくなったか

損害保険会社の背景

どこまでを引受更改拒否の上記3点に入れるかの基準が最近厳しくなっており、その背景について解説します。

少しずつ追い詰められる代理店型損害保険

昨今のネット系損保会社の台頭により、優良で事故歴がない「きれいな履歴」のお客様は、根こそぎネット系損害保険に持っていかれ。ネット系を断られた契約やネット系が参入しない不採算商品のみを押し付けられている代理店型損害保険はハッキリ言って追い詰められています。

大手3社はネット系と分業に成功

東京海上·三井住友海上·損保ジャパン日本興亜の3社はいち早くネット系損保を設立または買収し分業を確立しました。その為表面上は代理店の手前、苦しい顔をしていますが経営母体は安定成長しています。

中小の代理店型損害保険会社

楽天損保による朝日火災の買収と契約者整理

朝日火災は潔く楽天の傘下に入りました。同時に強烈な引受制限政策と劣悪既契約者の排除を開始し、「なんでこれ位」と思えるレベルでの引受·更改拒否を断行しています。流石は楽天と感心しながらも少し引くレベルです。

AIUと富士火災が合併しAIG損保へ

コチラも商品整理を行い、更改時でも不採算商品に関しては徹底的な販売停止や改定を開始しました。楽天損保よりマシな点は、あくまで保険会社の都合による停止や値上げによる自発的な解約を促しているため、お客様の履歴に傷がつかない点です。

日本生命マーケット引受の為に断行出来ない、あいおいニッセイ同和

元から引受が緩やかで有名なあいおいニッセイ同和ですが、三井住友海上との合併が延期となり、商品の引き締めをしたいところですが、日本生命の損保マーケットを引き受けているため、厳しくも出来ず、またアドリック損保の頓挫により苦境に置かれています。

まとめに変えて

解除·拒否を受けた場合、損害保険代理店に頼るしかありません。ただし一点だけ忘れては行けないのが、代理店が引受の拒否権を有している点です。トラブルを抱えたくないのは皆同じですので、初めて接する代理店に対して人間同士対等な関係として丁寧に接してください。

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